★ 金星の日面通過(太陽面通過)

今日(2012-6-6)の金星の日面通過、太陽面通過ご覧になりました!?。私は起きたとき大変雲が厚かったので今日は見込みがないと思い諦めました。
 水星より見かけ上の大きさは5倍ほどありよく見えると云う事でしたが残念でした。

この日面通過は金星と水星にしか起こらない天文現象だとご存知でしたか? よく考えれば誰でも分かることなのですが、内惑星でしか起こらないことだとありました。
 と云うのは子供の頃覚えた水金地火木土天海のことでした。

太陽系の惑星のうち地球よりも太陽に近い軌道をめぐる惑星のことで内側にあるので内惑星といい水・金星を指します。外惑星は火・木・土・天王・海王星です。

今日( 2012− 6−6)の日面通過の前回の、この現象は 2004年 6月8日でした。  そして前々回はなんと138年前の1874年12月9日、明治7年のことでした。
 そしてフランス人天文学者ジャンセン氏らが神戸の諏訪山で観測しました。

彼らは別働隊で本隊は長崎で観測したとのことです。 この時、使用された子午儀が明石の天文台に保管されているようです。
先ほどのニュースで、この時の技術が後の 日本の測量技術に寄与したと報道しておりました。
 この神戸の観測地点を記念して2004年の日面通過の時、ここに記念碑と説明板が作成されました。

タイムリーなことに先日、私はこの地の諏訪山「金星台」や「ビーナスブリッジ」をハイクして参りまして、写真に撮ってきました。
  説明板は今日のことを意識してよく読めるように写してきました。

なお この諏訪山の金星台は海抜90mで星の形をしているようです。
ビーナスとは金星のことで、記念碑=写真Aは江戸時代の大地震で壊れた生田神社の鳥居の一本を活用しているとのことであります。

【写真】@ 説明板






【写真】A 金星観測記念碑






【写真】B 案内地図




inserted by FC2 system